小さな水塊の定点観測 

45cmキューブ水槽の様子を定期的にアップするアクアリウムブログ

41週間 嫌な予感

水槽立ち上げから41週間が経ちました。

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水質測定
pH:8.0 (セラ社の試験薬)
水道水:7.0


換水をしました。1/3程を水換えしました。
やはりpHは上がります。大磯砂が原因なのでしょうか。RO水を使った実験では大幅なpH上昇はなかった(5.5→6.5)ので、別に原因があるのか。まずは水道水を使ってpHが8.0まで上がるのか検証すべきですね。


パールグラスは枯れはしないもののゆっくりとした成長になってます。先端の白化も改善してません。この1週間、カリウムを添加し続けました。そもそも、カリウムのみが不足している確証はないので狙っているターゲットが違うのかもしれません。


その他水草は不調です。ニムファなんて葉が全部枯れて溶けました…

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芋だけ


水質がアルカリ性に傾いたことから藍藻な再び猛威を振るっています。急速に勢力を拡大してます。
面白いのはそれまでガラス面や水草についていた緑のコケや、水草についていた茶色のふわふわコケが勢いをなくし、消えたことです。コケにもそれぞれ適切な環境ってあるんですね。


pHで水草の成長に差が出るかをスモールスケールで検証し始めました。RO水メインと水槽の水メインでそれぞれ育てたときに成長の差が出るかを見ます。結果が出たら別記事でまとめます。上述の、大磯砂で水道水のpHがどれほど上がるかを並行して検証してもいいかもしれません。水槽の水は結局は水道水でできてますので。


この実験とは別に、二酸化炭素の添加をすることにしました。今の環境を変えるには、何かしらの手を打たなければならないことは確かです。底床の酸処理やROフィルター、イオン交換フィルターなどが候補に上がりましたが、労力、コストと育つ可能性を考えると二酸化炭素添加になりました。これが良い決断であることを祈るばかりです。